システムエンジニアは全て自宅勤務が可能な仕事ですか?
今般の新型コロナウィルスにより
時差出勤や自宅勤務(リモートワーク、テレワーク)が推奨されています。
現在の弊社の働き方として
システムエンジニアは全員リモートで仕事が出来るか否かについて書いてみたいと思います。
結論からいうと 全員は不可能です。
システムは大きく二つに分かれます。
リリースして、日々動いているもの。
これからリリースするもの。
一度リリースしたシステムは基本
それなりの理由がないと止めることができません。
それは空気と同じであって当然あたりまえにあるものであるからです。
想像してみてください。
もしもあなたのメインバンクの預金がこの瞬間にお金を下せなくなったらどうしますか?
システムがとまるということがあってはならないことである
のはご理解いただけると思います。
もしもおろせない理由として
新型コロナの影響でエンジニアが自宅で作業しているためセキュリティー強化のため現時点では対応が無理なので、お待ちいただけますかと回答されたとしたら、納得するでしょうか。
これについてもどんな答えを述べられても
困りますのひとことにつきると思います。
システムは作って終わりではなく
完成したシステムを今後永続的に使いつづけていく維持管理も大切な仕事なのです。
言語を覚えてシステムをつくること以上に
使い続けられることが必要不可欠なのです。
システムエンジニアと一言にいっても
仕事の幅は多岐に渡り、そして学んでも学びきれないほど
沢山のかかわりをもって出来上がっています。
そして、ひとつとして同じシステムは存在しないのです。
これからどんなことをはじめるにも
きほんの「き」が大切。
環境を体系的に学べるのがITパスポートです。
今回のコロナの影響で新規受験を現在受付ができないそうですが仕事のイメージを持っていただくためにも
一度下記サイトをのぞいてみることをお勧めします。
https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/index.html
難しいと思った方、それは新しい世界が広がるチャンスです。
これまでの学校生活やいろんな経験の中で学んできた
克服法をフル活用してチャレンジしてみてください。
きっとこれまでと違う見方が出来る日がきます。
その日の自分にワクワクしながら
口角上げて、共に学んでいきましょう。
それぞれの今を。
今コロナ対策のキーワードは「ミングる」 だそうです。
耳慣れない言葉ですが、語源は英語のmingleからきており
人と入り混じるという意味の言葉で感染の拡大を防ぐために
「ミングる」をできるだけ避けることが必要なのだそう。
改めて思うのは当たり前にある日常はなく
あたりまえこそありがたいということを
再認識するきっかけをいただいているように今思います。